約 1,779,176 件
https://w.atwiki.jp/gods/pages/12354.html
マイナデス バッケの別名。
https://w.atwiki.jp/vsmashbros/pages/64.html
6月21日、レヴァーがvipとしては18回目、タイマンとしては9目ぐらいとなる大会を開催した ストック2、アイテムなし、ステージ終点・戦場・すま村で二本先取制 準決勝からはストック3で三本先取制で行われた 今大会では2試合連続同じキャラを使うことは禁止である(ゼルダ→シークも禁止) 参加人数は16人+後発組3人の計19人 最初に16人でトーナメントを行い、初戦敗退者8名+後発組3人で更にトーナメントを行った(奇数な為ランダムで1名シード枠) その後各優勝者同士でストック3三本先取で戦った ちなみに、今大会準決勝以上の試合は録画されて、ニコニコ動画にうpされているので検索して見てみるのも一興 ちなみにこちらが組み分け 名前の後に書かれているのが結果である Aグループ ┌なし 初戦敗退 ┌┤ │└さかな 二回戦敗退 ┌┤ ││┌ブランシア 初戦敗退 │└┤ │ └D ★準優勝 ┌┤ ││ ┌あつがみ 三回戦敗退 ││┌┤ │││└おうどん 初戦敗退 │└┤ │ │┌PUNI 初戦敗退 │ └┤ │ └ぱっちょむ 二回戦敗退 ┤ │ ┌ショボン 二回戦敗退 │ ┌┤ │ │└you 初戦敗退 │┌┤ │││┌きりやん 初戦敗退 ││└┤ ││ └ももまん ☆優勝 └┤ │ ┌Qtaro 二回戦敗退 │┌┤ ││└はにゅぅん 初戦敗退 └┤ │┌ぴろしき 初戦敗退 └┤ └うそだッ! 三回戦敗退 こちらがBグループ 奇数な為1名シード枠である ちなみにシード枠はあみだクジビルダーによって選ばれたものであり、主催者権限とは関係ない ┌なし 初戦敗退 ┌┤ │└おかまグロ ☆優勝 ┌┤ ││┌ぴろしき 二回戦敗退 │└┤ │ └ブランシア 初戦敗退 ┌┤ ││ ┌PUNI 初戦敗退 ││┌┤ │││└きりやん 三回戦敗退 │└┤ │ │┌you 初戦敗退 │ └┤ │ └はにゅぅん 二回戦敗退 ┤ │ ┌おうどん 二回戦敗退 | ┌┤ | |└おにいたん 初戦敗退 └― ┤ | │ └―まするたん ★準優勝 結果 総合優勝 ももまん (Aグループ優勝) 総合準優勝 おかまグロ(Bグループ優勝) 3位 D (Aグループ準優勝) まするたん (Bグループ準優勝)
https://w.atwiki.jp/legends/pages/4812.html
「新聞部の活動6」 どうもお久しぶりです。一一です。CoA編以来ですね。CoAでの詳しい話は後日書きますのであしからず。では、ここからは3人称視点でお送りしましょう 一「情報が手に入りました」 CoA事件が解決し、またいつもの活動…『都市伝説は実在する』という都市伝説の作成に戻る新聞部達。その部員の一は、部員達に何かを伝えるようだった 真「ほう。それはどんな情報なんだ?」 一「以前僕達が貼った新聞を剥がした化学の先生…荒神秀先生の契約都市伝説が判明しました」 郵記「すごいですよね。なんだったんですよね?」 相変わらず変わった口癖である 一「ええ。『夜動く白骨標本』と『踊る人体模型』です。『ホルマリン漬け』ではありませんでした。ちなみに骨格標本は性別的には女性らしいです。 さらに先生には狂気的に先生を慕う弟さん…所謂ヤンデレですね。がいて、彼は『コーラを飲むと骨が溶ける』と契約しているらしいですよ」 文子「なるほど…」 一「でも、このくらいの情報は探そうとすればいくらでも見つけられる程度のものです。つまり、本題はここからです」 一呼吸置き、 ... . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 一「以前、僕達に忠告をした黒服。あの組織の情報を持ってきました」 真「…何?」 などと、普通の人間であれば。否、異常な人間であっても耳を疑うようなことを、一は平然と真顔で言い放った 真「どういうことだ? 黒服の組織の情報は最上級機密のはず。万が一情報を知ってしまったら消されかねないくらいの…。 いくらお前といっても、そう簡単に手に入れられるようなものでは…成る程。それが異常(アブノーマル)の異常たる所以か」 一「はい、その通りです。理屈で説明できるけど、理屈が通用しない異常。ただ、そうなるからそうなってしまう。それが異常者(ぼくたち)ですよ」 郵記「え? 何の話ですよね? あぶのーまる? いじょう? 何なんですよね、それ?」 真「そういえばお前には言ってなかったな。異常ってのは、一部の人間だけが生まれつき持っている才能、能力のようなもので、 例えば言語能力が異常なほど優れているとか、例えば情人に見えないものが見えるだとか、見た物全てを記憶できるだとか―そういった才能のことを言うのさ」 郵記「なるほどですよね…」 一「ちなみに僕の異常は見聞探し(インフォメーションハンター)。あらゆる情報を収集する異常な情報網です。 僕がその気になれば、大抵の情報は集められますよ」 隣の家の夕飯のおかずから、逃走中の指名手配犯の現在位置まで。如何なる情報も集めることができる、そんな異常。尤も、限度はあるし、見つけようとしなければ唯耳が早いだけになるのだが。 一「…では、話を戻しますね。黒服の組織。都市伝説の種類としては『メン・イン・ブラック』に分類され、都市伝説に関しての事件の処理などをする組織らしいです。 大きく分けて穏健派、強硬派、過激派、中立派(日和見派)の四つに分かれていて…まぁこれは思想の違いによるものでしょうね。 穏健派は組織外の者にも寛容で、被害者の意思を極力尊重します。強硬派は危険度によって応対は変わりますが、基本的に組織の敵相手には容赦しません。過激派は強硬派よりさらに過激で、組織の敵は即・抹殺です そして中立派は、組織外の者にもある程度寛容ですが、少し危険な場合は観察・監視。そして、危害が無視できない場合は容赦なく殲滅します。 そして組織内にはA~Zの種類がいて、それぞれに番号が振り分けられています。 そして、組織の黒服には2種類…即ち元々『メン・イン・ブラック』という種類の都市伝説である純粋な黒服と、都市伝説に飲み込まれたことで都市伝説化した黒服が居るわけです。 以前僕を襲った黒服は黒服H-No.360。本名は広瀬 宏也。飲まれた都市伝説は『エロイ人は髪が伸びるのが早い』です。変態が服を着て歩いているような存在と囁かれていますね。ちなみに、逢瀬佳奈美さんと交際している、との噂がありますがどうでもいいですね。 文子さんの所に来た胸が大きい黒服は恐らくD-No.962。本名は大門 大樹。無駄に巨乳、という文子さんの談から予測しました―尤も、巨乳というのは元より無駄なんですけど。胸と前科は無い方がいい。常識ですね」 一 一は貧乳萌えという、今までほとんど使われなかった設定が今頃出てくる。覚えてる人なんて居るのだろうか? 一「閑話休題、彼が飲み込まれた都市伝説は『夢の国の地下トンネル』と『夢の国の地下カジノ』。このまま飲まれれば『夢の国の黒服』になるところでしたが、『夢の国の地下カジノ』との契約を解除したことで代わりに『組織の黒服』と化しました。 ですがそのせいで、『組織の黒服』でありながら『夢の国の黒服』が混じっているという非常に稀有な存在になってしまいました。それが幸か不幸かは彼にしか知りようがありませんけどね。 ちなみに彼…即ち男性なのに文子さんの所に来たときは胸の大きい女性だった、という件については恐らくマッド・ガッサー事件が原因でしょう。覚えてますよね?」 真「ああ」 一「『マッド・ガッサー』…毒ガスではなく女体化ガスを使う風変わりな『マッド・ガッサー』。そのガスに当てられて女体化したものらしいです。ちなみに今はもう男性に戻ってるそうですが。 それと、彼は女性がどんなにアプローチしても気づかない程度に鈍感らしいですが、それはどうでもいい情報でしょう。 あと、上位メンバーが1人を除いて全員幼女で、『幼気』と呼ばれる不思議な力を使うR-Noが存在するそうです」 真「なるほど、流石お前だ。これでボク達はさらに都市伝説を広めることができるわけだ…!」 郵記「僕も『記者の勘』を駆使して頑張るんですよね!」 文子「あの…」 真「ん? どうした?」 文子「私、さっきから『なるほど…』と『あの…』しか喋ってないんですけど! 大丈夫ですよね!? 私の存在忘れてませんよね!? 空気化してませんよね!? \アッヤリ~ン/なんて言われませんよね!?」 \アッヤリ~ン/\ハーイ!/。うん、流行らない。パクリだし。流行ってはいけない気さえする 文子「私お団子じゃありませんしバズーカのように髪を飛ばしたりできませんよ!?」 『大丈夫ですよ、文子さん』 慌てふためく文子の肩に、ぽんと手を置き、言う『天狗の新聞』 『私は、これが今回初めての台詞ですから』 文子「天狗ちゃん…」 なにやら、台詞の少ない者どうしで奇妙な友情が芽生えたようである 真「さて…。一。他に、ボク達に報告することはあるか?」 一「はい。今日は10月28日ですよね?」 真「ああ、こっちの世界ではな」 一「そして、今日10月28日は『マヤの予言』で世界が終わる日。なのでそれについて調べておきました。 『マヤの予言』による世界の終焉。これは時限爆弾的なものではなく、人為的な…否。神威的なもののようです。 『マヤ神話』の神々が地上にやってきて世界を終焉させようとしています。判明しているメンバーは『フラカン』、『ククルカン』、『イシュムカネー』、『イシュピヤコック』…そして、『太陽の暦石』です」 文子「また豪華なメンバーが揃ったものね…」 一「さらに『太陽の暦石』には『マヤの予言』に記されている世界終焉の予言の現象を起こす能力を持つそうですが、単体では無力で。契約者が必要のようです。 そして、その契約者になったのは…否。契約者にされたのは、神崎麻夜。精神も殆ど『太陽の暦石』に乗っ取られたようです」 文子「成る程ね。『千里眼』で見たら遠くのほうにジャガー人間が居たけれど、それもそうなのかしら?」 一「ええ。『マヤの予言』の終末説のひとつ、『ジャガーに食い殺される』ですね。終末論のジャガーなだけあって、アスファルトを粉砕する程度の腕力・脚力。そして、鉄くらいなら簡単に傷をつける程度の鋭い爪を持っているそうです」 真「…で、どうするんだ? ボク達は全員非戦闘要因だぞ。そんなパワフルな都市伝説に対抗するのは難しいぞ」 一「ええ、分かっていますよ。ですが僕たちは新聞部です。相手が都市伝説だからこそ、僕たちが新聞部だからこそ、対抗する手段があります…!」 ニヤリ、と笑い言う一 一「僕もさっきあのジャガーに遭いましたが、僕の武器では何もできませんでした。もうどうしようもなく、死を覚悟した僕は、偶然持っていたマタタビをジャガーの顔に投げつけたんです」 郵記「なぜ、そんなものを偶然持ってたんですよね…?」 一「すると、いくら終末論のジャガーと言ってもネコ科のようで。マタタビに酔って怯みました。なのでその隙に逃げて僕は助かったわけですが…。 そう、あのジャガー人間の弱点はマタタビなんです。つまり、この弱点を利用しない手はありません…!」 一の言わんとすることを理解したのか、ニヤリと笑う真 真「…成る程、捏造か…!」 『捏造?』 一「ええ、その通りです。終末論のジャガー男。それだけ聞くとどうしようも無いほどに厄介ですが、それでも都市伝説であることに変わりはありません。 そして都市伝説は人間の噂から生まれるものです。創造神―なんてことをよく言いますが、そんな人類を創ったとする神でさえ、所詮は人間の創作物に過ぎませんし、人類創造も人間の作った設定でしかありません」 などと、『フラカン』が聞いたら100%怒るであろうことを、『フラカン』以外の神であっても不愉快に感じる罰当たりなことを、平然と言う一 一「つまり、相手が都市伝説である限り、僕たち人間が噂を流せば後からいくらでも設定は付け加えられるんですよ…!」 文子「成る程、そう言うことね…」 郵記「非契約者で新聞部取材担当の一先輩らしい考え方ですよね…!」 『え? え? え?』 周りの全員が理解しているのに自分だけが理解できていない状況に、慌てふためく『天狗の新聞』 文子「天狗ちゃん。口裂け女の弱点はポマードよね? あと、犬が苦手って説もあるわね」 『ポマード…犬…弱点…。…! 成る程、そういうことですか!』 のどに刺さった魚の小骨が取れたように、すっきりした表情を浮かべる『天狗の新聞』 一「どうやら皆さん理解したようですね。そう、『ジャガー男の弱点はマタタビである』。この情報を利用して。脚色して捏造して、ジャガー男に新たな弱点を付与するんですよ! 極論を言えば、僕たちが『世界を終わらせようとするジャガーを倒す狼のヒーローが居る』…という噂でも流せばジャガーは倒せるのでしょうが、そんな根の葉も無い噂を流すのは、火の無い所に煙を立てるのは非常に難しいでしょう。 なので、事実を脚色して弱点を付与します。具体的には、『ジャガー男にマタタビ科植物を塗った武器で傷を付けるとその内毒が回って死ぬ』、『ジャガー男の心臓か脳にマタタビ科植物を塗った武器を当てると、即死する』、 『ジャガー男の目にマタタビ科植物の粉末かエキスをエキスをかけると目が見えなくなる』、『鼻にかけると鼻が利かなくなる』、『マタタビ科植物の粉末か、マタタビ科植物を焼いたときに発生する煙を吸わせると体が麻痺する』などの噂を流すんです」 真「くく…やはりか…。よし、記事の作成はボクに任せたまえ! どうせ殆どの人間がジャガー男に遭うのだろうから、今回は都市伝説に関わる者にしか読めないような細工はしない! 学校町中の、いや、学校町外の者でさえ噂するくらいに人を引き込む記事を書いてやるさ…!」 文子「そして写真撮影は私に任せて頂戴。『千里眼』でマタタビに怯むジャガーを確実に撮影して、ちょっぴり写真も改造して、部長の記事の信憑性を底上げするわ…!」 郵記「そしてジャガーに襲われる人間探しは僕に任せて欲しいんですよね! 『記者の勘』でいち早く事件を察知するんですよね!」 一「皆さん…ありがとうございます…。そして噂の伝達度合いの調査は僕にお任せください。僕達で力を合わせて1日で…否、数時間でこの噂を広めてやりましょう!」 「「「「おー!!!」」」」 こうして、新聞部達も新聞部らしい方法で、世界終焉と戦うのであった…。頑張れ新聞部、負けるな新聞部! 人類の明日のために! 「ねぇ、知ってる? あのジャガー男にマタタビを塗った刃物をさすとね…。苦しみだして死んじゃうんだって…」 「マタタビを焼くと近寄って来ないらしいよ?」 「友達の友達から聞いた話なんだけど、マタタビを顔にかけると見えなくなるんだってさ…」 新聞部の書いた記事は、新聞部達の蒔いた噂の種は、早速周りに広まっていた… 続く…
https://w.atwiki.jp/legends/pages/2458.html
「彼女居ない暦500年越え」 薄暗い地下室。そこには怪しげなつぼや液体、フラスコ、鍋などが置かれていた。そこに座り液体を調合している青年。見た目は高校生くらいだ。 「…できた…。」 あ、すみません。僕は『錬金術』の契約者。未知の素材どうしを混ぜて未知のアイテムを創る能力を持っています…。ちなみに今創っていたのは 収縮薬。飲むとしばらく体が小さくなります…。中学の頃に契約しましてね、卒業してから暇な時はほとんど地下室にこもってアイテムの精製を してました…。だからね、今まで1度も彼女が出来たことなんてないんですよ…。…え?このまま30までいけば魔法使いになれるって?…そんなの もう508年前に契約してますよ。高2くらいで不老不死の薬を『錬金術』の能力で創りましてね。それから老いなくなって今じゃもう538歳なんですよ。 え?不老不死の薬の作り方?…仕方ありません、特別に教えましょう…。 1、鍋にフェニックスの尾を入れ、完全に浸かるまで不老水を入れます 2、強火で沸騰するまで煮詰めます 3、沸騰したら弱火にして不死木花(ふしぎばな)を摩り下ろして入れ、コトコト煮込みます 4、フェニックスの尾と不死木花が溶けたら火から下ろし、しばらく冷まします 5、4で出来た液体を専用の壷に入れ風通しの良い日の当たらない涼しい場所に1ヶ月保管します(1週間に1回かき混ぜましょう) 6、完成 どうです?分かりました?分かったけど創れない?創れたら契約した意味ないでしょう。 「そろそろ暗くなってきましたね…それでは、『錬金術』で創ったアイテムでも売りに行くとしますか」 そう言うと『錬金術』と『30歳まで童貞を貫くと魔法使いになれる』の契約者はとりあえずそこらへんに置いてあった 箒にまたがり空を飛んだ。そして、家の庭に魔法でテントを召喚した。 「道具屋ですよ…。収縮薬に若返る薬、お守り指輪…いろいろありますよ…」 と、言っても客はなかなか来ない。まあ、もうこんな時間だし、こんな暗くて怪しいテントに近づこうという物好き なんてそうそう居ないだろうから無理もないだろう。 (今日も駄目ですか…) そう思って店をたたもうとすると小学生くらいの見た目の少年が現れた。『血液型性格診断』の契約者である。 まあ、何はともあれ貴重な客だ。何か売ってみよう。 「いらっしゃいませ…。ご注文は何でしょう?」 (A型)「あ、それでは、その日除け指輪というのを下さい」 …日除け指輪。つけていれば日光を完全に遮断できる指輪。普通は女性に人気なのですが少年がこれを買うということは… 「1000円になります。 ところで…」 お金を貰い、商品を渡す契約者。そして、気になったことを少年に尋ねる。 (A)「何ですか?」 「君、もしかして『吸血鬼』とかと契約してないですか…?」 A(!?) なぜ気づかれたのだろう、と不思議に思った少年。 (A)「どうして…分かったんです?」 「ああ…。この指輪を買うのは日焼けを嫌う女性か日光が苦手な都市伝説とその契約者くらいですからねぇ…」 少年の質問に『錬金術』の契約者が答える。 「そうだ…。この携帯腕輪を渡しておきます。あ、代金は日除け指輪の分だけで大丈夫ですよ…。サービスですから。 ちなみに携帯腕輪は腕に付けて念じれば携帯腕輪を持っている人と連絡が出来ます」 少年は指輪と腕輪を受け取り、能力を解除し、お礼を言った。 「ありがとう、お兄ちゃん」 さて…。久しぶりに売れましたね…では、帰りますか こうして『錬金術』の契約者は店を片付け、地下室に帰るのでした… つづく
https://w.atwiki.jp/legends/pages/2494.html
「ゲーマー3兄妹とカイザーの契約者」 久しぶりの休日。なのでゲーマー3兄妹…任天堂寺と光輝と小奈美は散歩をしていた 光輝「そういえば兄さん。最近、『悪魔の囁き』の被害が広がっているみたいだよ」 堂寺「うん。友達の疾風君もかかったらしいよ」 悪魔の囁きの話題。もうかなり広まっているようだ 小奈美「ねぇお兄ちゃん。この前、新しい都市伝説と契約したらしいけど…」 堂寺「ああ、『ゲーム脳』ね。」 ゲーム脳…ゲームをやり過ぎると脳に異常が出ると言う都市伝説。能力は、ゲーム内の現象、物体、 生物などを現実世界に召喚する、ゲーム内でしか出来ないことを現実でも出来るようにする(セーブ&ロードなど) ゲームの世界に入るなどである。ちなみにこれらの能力は対象となるゲームソフトとそれがプレイできる ハードが無いと使えない。そしてもう一つ、『ゲームをした人間の記憶力など脳の力を低下させる』と言う 能力もある。ちなみにこちらはしばらくお手玉をしていれば解除できる。 まあ、そんな話をしながら歩いていた3兄妹であったが… 「うーん…かえんほうしゃ…きりさく…どうしよう…」 旧式のゲームボーイをぴこぴこ弄りながら悩んでいる少年と、その姿をパシャ、パシャと撮影している青年… 新聞部の一一をみつけた 堂寺「…ん? あれは新聞部の一君じゃないかな…」 一の傍に近づく3人。その時はもう撮影を終えて帰る頃であったが 一「ああ、貴方はゲーム研究部の。 隣にいるのは弟さんと妹さんですか?」 堂寺「うん、そうだよ。弟の方が光輝で妹が小奈美。どう? 可愛いでしょ?」 光輝「いやほんと自重しろよシスコン。 あ、弟の任天光輝と言います。」 一「…。あ、はい。よろしくお願いします」 小奈美「私は妹の小奈美です。」 堂寺「ところでそこでゲームをしてる男の子は誰なの? 結構可愛いけど」 光輝(ああ、そうだ…こいつショタコンでもあったんだ…) 一「ああ。この子は竜宮。『カイザー』の契約者ですよ。『悪魔の囁き』の契約者の仲間です」 光輝「…『カイザー』?ああ、初代ポケモンの。 彼、なかなかのポケモン好きだと思いますよ」 同じ『ポケモン』系の契約者である光輝が呟く。そんな会話を4人はしていた。ちなみにこの会話は全て小声で行われている 堂寺「ちょっと話しかけてみようかな。でもその前にセーブを…」 セーブをしています 電源を切らないで下さい… セーブが完了しました 堂寺は『ゲーム脳』の能力を使いセーブをした。これで死んでも、記憶をのこしたまままたここからやり直せる 堂寺「ねぇ、何してるの?」 堂寺が話しかける 「…お兄ちゃん、誰? 僕らの敵?」 ぴこぴこと旧式ゲームボーイを弄りながら言う竜宮 堂寺「…味方じゃないけど、場合によっては敵でもないよ(可愛い…可愛い!)」 竜宮の髪の毛を(勝手に)弄りながら答える堂寺 光輝「へぇ…「そらをとぶ」「かえんほうしゃ」「きりさく」「はかいこうせん」ね…。技選択で悩んでるんだ…。あと自重しろショタコン」 竜宮のゲームボーイを覗き込みながら呟く光輝 光輝「積み技とかもあったほうがいいかも…「こうそくいどう」とか…」 ブツブツと呟いている光輝 「「こうそくいどう」ね…なるほど…そういうのもあるのか…さて、どうしよう」 聞こえていた。思わぬ形でヒントを与えてしまった光輝 「あ、お兄ちゃん達、今は忙しいから見逃してあげる」 堂寺「そう。じゃあね、バイバイ」 そう言いながらも堂寺達は不意打ちを警戒しソフトを入れたゲームハードを構えたり、DSを構えたり、エスタークを召喚 する準備を整えたりしていたわけだが… 堂寺達はその場を離れていった ちなみに…こうしている間にも新聞部の記事やこの事件の効果で少しずつ、しかし着実に『都市伝説は実在する』と言う噂が広がっていた… 続く…
https://w.atwiki.jp/legends/pages/2496.html
「非リア充たちの嫉妬」 ああ、妬ましい妬ましい… 相変わらず減らないカップル達を見て呟いている妬見女疾風。 本当にどこを見てもカップル、カップル…。そのうち『学校町にはカップルがたくさんいる』とかいう 都市伝説でもできるのではないか。そんな風に思うほどたくさんいる もう本当に妬ましい、妬ましい妬ましい妬ましい妬ましい妬ましい…! 疾風「リア充死ね、爆発しろ!」 そのころ… 悪魔の囁き契約者の一味である坊池 一人も 爆ぜろ、爆ぜろ爆ぜろ… どこを見てもカップル、カップル、カップル… 「爆ぜろ」 『ソウダッ!!!殺ッチマエエエエエエエエ!!!!』 二人の非リア充がカップル達を爆破しながら歩いていた 疾風「爆発しろ!」 「爆ぜろ」 疾風「爆発しろ!」 「爆ぜろ」 そして… 疾風「爆発しろ!!」「爆ぜろ」 二人が鉢合わせした 疾風「!! ねえ悪魔の囁きこの人は誰なの?(小声)」 『アア、コイツハ坊池 一人。オマエト同ジ『りあ充爆発シロ』ノ契約者ダ』 疾風「坊池さん…ですか? ホント妬ましいですよね…どこ行ってもカップルばっかで」 「…ああ、まったくだ。どいつもこいつもリア充しやがって…」 疾風「ですよね。ああもうホント妬ましい妬ましい妬ましい妬ましいっ!リア充死ね!爆発しろ!」 「爆ぜろ爆ぜろ爆ぜろ爆ぜろ爆ぜろ爆ぜろ爆ぜろ爆ぜろッ!」 あっと言う間に二人は意気投合し、リア充たちをさらに爆破していった 疾風「爆発しろ! 爆発しろ! 爆発しろ!」 「爆ぜろ!爆ぜろ!爆ぜろ!」 疾風「ところで坊池さん。リア充どもに屈辱を味わせてやるってのはどうですか? 例えば彼女の目の前で兄貴に掘られるとか」 『…ヤッパリ悪魔ダヨコイツ…俺ッテ何ノ為ニ居ルンダ…』 「…まあ、それも確かに名案だが…兄貴はそう簡単に見つからないと思うぞ」 疾風「ですよねー」 そんな会話をしたり、リア充を爆破したりしながら二人は歩いた この日、町でたくさんの爆発が起こったという… つづく
https://w.atwiki.jp/legends/pages/2459.html
「リア充は皆いなくなればいい」 ああ、妬ましい妬ましい妬ましい妬ましい妬ましい妬ましい妬ましいっ! 学校町にたくさんいるカップルを見てそう呟く妬見女疾風。どこを見てもカップル、カップル、カップル… 疾風「妬ましい…。リア充死ね! 爆発しろ!」 片っ端からカップルを爆破していく疾風。が、全然カップルの数は減らない。そして、疾風の嫉妬心もおさまらない。 皆死ねばいいのに、そんなことを思いながら歩いてゆく。 疾風「爆発しろ」 もちろん、カップル達を爆破するのも忘れない。 そして、疾風は公園に差し掛かった。 疾風「!」 疾風がそこで目にした光景。それは…公園のベンチであからさまにイチャつくカップル。 疾風「妬ましい、妬ましい…妬ましい妬ましい妬ましい妬ましい妬ましい妬ましい妬ましい妬ましいっ…! 」 その瞬間、疾風の嫉妬心は限界を超えた。 疾風「リア充死ね!!! 爆発しろ、爆発しろ、爆発しろ!!!」 カップル達のそばにあるものをどんどん爆破していく。そして… …パリンッ! 疾風の中で何かが割れる音がした。 『憎インダロ? 妬マシインダロ? 殺シシチマオウゼ、アンナ奴』 声が聞こえた。 疾風「…妬ましい! あんな奴死ねばいいのに…。でも殺すわけにもいかないんだよな…。!」 何かをひらめいた疾風 『ドウシタ? 殺シテモ問題ネエダロ、アンナ奴』 疾風「いや、殺しちゃ駄目だ。それに殺すよりももっといい方法がある…」 『!?』 驚く悪魔の囁き。自分の言葉を聞いてここまで理性を保っていられる人間は珍しいから、無理もないだろう。 疾風「まあ、見てなって…」 影からこっそりカップルの様子を確認し始める疾風。まるで何かを待っているかのように観察し続けた。 『早ク殺ソウゼ』 疾風「…いや、もうすぐ来るはずだ。僕の狙っているあの行動が…」 悪魔の囁きの言葉を無視し、観察を続ける疾風。そして、 「あー悪ィ。ちょっとトイレ言ってくるわ」 「えー? …すぐ戻って来てよ」 「分かった分かった」 そんな会話が聞こえてきた。キタ!狙いどうりだ!トイレに向かうリア充の男をこっそりと追う疾風。 トイレのベンチにはあの有名な青いつなぎのいい男が座っていた。リア充がいい男の目の前に来た瞬間、 疾風「爆発しろ」 能力を発動させる疾風。その能力で爆破した物、それはリア充男が着ている服。こともあろうに強制的に いい男の目の前で全裸にしたのだ。さて、そのいい男の性癖は皆さんもよーくご存知だろう。 いい男「ウホッ! お前さん、なかなか大胆なことしてくれるじゃないの」 「え、ちょ、何言って…」 問答無用でトイレに連れて行かれるリア充。 「うわ、やめ…アッ――――――!!!!」 いい男にヤられたリア充。その光景をビデオカメラに撮影する疾風。 疾風「クククク…後はコレをあいつの彼女のそばに…」 そう言ってビデオカメラをリア充彼女のそばに置いた疾風。そして、彼女はビデオカメラの映像を見てしまった。 〈アッ――――――――!!!〉 それを見た彼女はもちろん… 「うわああああああああん!!!」 そう叫んで走っていった。 疾風「クククククククク…アーハッハッハッハッハ!!!いい気味だ…」 この上なく嬉しそうな顔をする疾風。そんな疾風の顔を見て悪魔の囁きは 『コイツ…悪魔ダ…』 思わずそう呟くのでした 続く
https://w.atwiki.jp/legends/pages/3998.html
「新聞部の活動5」 今日もまた、新聞部部員達は集まり、都市伝説を広めるため、『都市伝説は実在する』を作るため、事件を追う 真「さて、突然だが…今日は新入部員を紹介する」 文子「楽しみですねー」 一「あれ、でも僕ら歳とらないんじゃありませんでしたっけ?」 真「いや、今まで部活に入ってなかったらしい。一年だとよ」 文子「そうですかー。いやぁ、部員が増えて嬉しいです」 真「じゃ、紹介するぞ。おい、入ってきていいぞー」 ガラ、と扉を開け、一年の男子が入ってくる 「神田 郵記(かんだ ゆうき)なんですよね。宜しくお願いするんですよね」 真「神田郵記君だ。みんな、よろしく頼むぞ?」 一「何故繰り返したんです!? ああ、神田さん。僕は一 一と申します。以後お見知り置きを」 文子「あたしは小宮山 文子よ。よろしくね」 お互い自己紹介する郵記、一、文子 真「さて…早速だが…お前等、CoAって知ってるか?」 一「ええ。大人気のネットゲームですよね」 真「その通り。さて、そのゲームを話題を出した理由だがな…。最近、このゲームをプレイした人間が多数行方不明になってるんだ。それはもう、まさに神隠しのように」郵記「…ね」 真「ん? どうしたんだ郵記?」 郵記「事件の…匂いがするんですよね。そのCoAから… 僕の契約都市伝説『記者の勘』。事件や事故を感じ取れるんですよね」 真「何っ? でかしたぞ郵記! やはりお前を入部させたのは正しかったみたいだ。 …さて、問題は『どうやって中に入るか』だな…。ちなみにボクの『天狗の新聞』にはそんな能力はない」 文子「私の『千里眼』でも無理です…」 一「そもそも僕は契約してません」 郵記「僕の『記者の勘』でも無理なんですよね…」 CoAの中の世界で事件が起きていることは分かったが、誰一人侵入する術を持たない新聞部 真「さて、どうしたものか…」 一「………そうだ!」 真「一、何か案があるのか?」 一「ええ。簡単な話です。二次元研究部の皆さんに協力してもらえば良いんですよ。 実は僕、二次元研究部の江本君と友達でして。新聞部と二次研の同盟を結ぶことに成功したんですよ。 …前にも言いましたよね?」 真「………ああ! そういえば! よし、そうと決まれば行くとしよう。お前達、カメラと筆記用具は忘れるなよ!」 「「「了解です(よね)!!」」」 こうして、二次元研究部の部室に行くことにした新聞部 …そして、二次研部室に到着した 真「失礼しまーす」 吉夫「おっ! 真(まこ)っちゃんじゃないか! 僕達に頼みたいことでもあるのかい?」 真「(真っちゃんって…)ああ、その通りだ。実は――」 説明する真 真「――と、言うわけなんだ。協力してくれるか?」 吉夫「なーんだ、そんなことか! お安い御用だよっ! 実は僕らもこれからCoAに入るところだたんだよ」 真「ありがとう、恩に着る」 吉夫「ほいっ、じゃあこれ『二次元への切符』。3人分でいいかい?」 真「いや、4枚にしてくれ。さっき新入部員が入ったんだ」 吉夫「おっけー!」 真は吉夫から『二次元への切符』を受け取り、一達に配る 吉夫「よし、皆持ったな! じゃ、二次元への切符…行き先はCoA! 発車しまーす」 こうして、切符を持った者は全員、CoAの世界に入っていった 真「着いたか…? それじゃあ早速…取材するとしようか!」 一・文子・郵記「「「了解です(よね)!」」」 そんなこんなで、二次元研究部と新聞部もCoA事件に巻き込まれることになったのである …まだやってるよね? まぁ、やってなかったらそれはそれとして。取り合えず… 続く…
https://w.atwiki.jp/legends/pages/2269.html
「エス○ークを5ターン以内に倒すと仲間になる」 こんにちは、任天 小奈美です。どうやらお兄ちゃん達は『都市伝説』って言うのと契約してるらしい。 私だけ…私だけが契約していない、私だけが仲間はずれ…そんな風に思っていた時期が私にも有りました。 そう!私もさっき都市伝説と契約したの! そう…契約したのは今から数時間前… ――――――――――――――回想――――――――――――――― 小奈美「そういえば聞いたことがあるわ。 エ○タークを5ターン以内に倒すと仲間になる…って 挑戦してみようかな…」 こうして小奈美はエス○ークを5ターン以内に倒す挑戦をするのだった 1回目 小奈美「……うう。15ターンもかかっちゃった…」 2回目 小奈美「今度は12ターンで倒せたわ。でもまだ5ターンには程遠い…」 3回目 小奈美「今度は11ターン! もっとがんばらないと…」 ―――そして 16542回目 小奈美「ハァ…ハァ…。やっと…やっと倒せたわ! 5ターンで! これで本当に仲間に…?」 するとゲームの画面に文字が出てきた。 “いやあ おどろいたよ。まさかこのおれをじっせんしてせいこうさせるやつがいるなんて! まあ いままでにもいなかったわけじゃないが。おれは『エス○ークを5ターン以内に倒すと仲間になる』だ。 ところでおじょうちゃん おまえにはみこみがある。そこでだ おれとけいやくを しないか?” 契約…お兄ちゃんたちの言っていたあの『契約』だろうか。それなら…! 小奈美「ええ、するわ契約。といっても…どうやって契約すればいいの?」 “かんたんさ。このせりふのあと みぎしたに はい いいえのせんたくしがでる。 そこで「はい」にカーソルをあわせてけっていボタンだ” 『けいやくしますか?』 →はい ピッ いいえ “よし。これでけいやくかんりょうだ。これからよろしくな” ―――――――――――――回想終了――――――――――――― 小奈美「て、ことがあったのよね」 ブーーーーーーーーーーーン するとそこに蜂が飛んできた。 小奈美「ちょうどいいわ…。この能力で…」 そう言って殺虫剤を取り出す小奈美。そして、殺虫剤を蜂にかける。一瞬にして蜂は地面に落ちてしまった。 はちをたおした!▼ なんとはちはなかまになりたそうにこちらをみている! なかまにしますか? →はい ピッ いいえ はちがなかまになった!▼ 小奈美の契約した『エス○ークを5ターン以内に倒すと仲間になる』の能力は、まず相手の頭上にHPゲージが 見えるようになる。そしてそのHPゲージを攻撃するなどして5分以内に0にすればそれを仲間に出来る、と言うもの。 そして仲間になった相手はいつでも好きなときに呼び出すことが出来る。また、エス○ークを召喚することもできる。 こうして小奈美も都市伝説と契約することに成功した。巻き込まれるかも知れないけど、仲間はずれにされるよりはずっとマシ! つづく
https://w.atwiki.jp/legends/pages/2310.html
「私は誰でしょう?」 突然だが…俺の名を言ってみろ!!! ………え?知らないって?それもそうだ。名乗ってないもん。 何? だったら名乗れって?…残念だがそうはいかないんだよな。…でも確かに名乗らないのは失礼だな… よし、それじゃあ仮に「山田」とでも名乗っておこう。あ、ちなみにこれ本名じゃないぞ。 山田(仮)「…そういや最近よく都市伝説が出るって聞くな…。気をつけないと…」 そんなことを言いながら歩いている山田(仮)。すると、赤いマントとシルクハットに身を包んだ男に 話しかけられた。 「赤いマントは如何かね?」 赤マントか。おそらくコイツは人殺しの赤マントか?「赤いマントは如何かな」という質問にうまく 答えないと自分の血で真っ赤に染められる…。怖いねぇ… 山田(仮)「赤マント。その質問に答える前に俺の質問に答えてもらおう。さぁ! 俺の名を言ってみろ!!!」 赤「知るわけないだろう。そんなもの。さ、私の質問にも答えてもらおうか」 狙い通り。“相手が自分の名前を知らないこと”これが俺の能力を発動させる条件。 山田(仮)「そうだよなぁ!知らないよなぁ!…ならば!!」 赤「赤いマント如何か…!?」 驚く赤マント。無理も無いだろう。目の前に居た人間が突然消えたのだから。 赤「…瞬間移動系の能力か? それなら…」 右を見てみる。誰も居ない。左を見てみる。誰も居ない。後ろを振り向く。誰も居ない。だとすれば…! 赤「上か」 上を見上げる赤マント。しかし、上にも居なかった。相手がどこにも居ない。だが、それは当然のことなのである。 彼の能力は瞬間移動なんかではないのだから。山田(仮)の契約した都市伝説は『私は誰でしょう?』。 試験時間終了後も延々と解答を続けていた学生に対し、監督官は時間切れ失格を言い渡す。慌てる様子も無く学生は聞いた。 「ところであなたは僕のことを知ってますか?」。怒った監督官は「お前なんか知るものか!!」と答える。学生は「ならば!」 と他の答案の中に自分の答案を混ぜ込み逃げ出した(wikipediaより引用)、と言う都市伝説である。能力は相手に自分の 名前を聞き、相手が自分の名前を知らなかった場合、その相手は自分の居場所と存在を認識できなくなる、と言うものである。 山田(仮)「ハハハハハハ! 残念だったなぁ、赤マント! お前が俺の名前を知らない限り、俺を見つけることは出来ない! だがある意味運が良かったぜお前! 俺がもし“攻撃能力のある都市伝説”と契約してたら今頃俺に倒されているだろうからなぁ!」 赤マントにそう告げると、山田(仮)は帰っていくのだった。 赤「…」 その場に立ったまま動かない赤マント。おそらく、予想外の能力で驚いているのだろう。そして、その赤マントを隠し撮りする影が… 真「…人殺しの赤マントか。くっくっく…。いい写真が撮れた…。明日日の記事はコイツで決まりだな!」 新聞部の部長だった。彼の言ったとおり、次の日のの都市伝説新聞はこんな内容であった。 『真っ赤に染まる服~狂気の赤マント?~』 昨夜、道で赤いシルクハットと赤いマントに身を包んだ20代くらいの男性が目撃された。 その男性は道行く人々に「赤いマントは如何かな」などと尋ね、返答した人を殺害し血で真っ赤に染める などの凶行に及んでいる。犯行の手口や話し方などから都市伝説の『赤マント』なのではないかと言われているが、真相は定かではない。 だが、皆さんも注意していただきたい。次は貴方かも知れないのだから。 [写真]←これが赤マントと思わしき男である。狂ったように立ち尽くしている姿がうかがえるだろう。 つづく